MRNが日本で初の在宅訪問を実施 – 在宅治験の障壁を克服し、より多くの患者様に臨床試験を提供

ミルトン・キーンズ(2024年12月20日) – 英国に本社を置くMedical Research Network(MRN)は、本日、日本で初となる臨床試験の在宅訪問が実施されたことを発表いたします。MRNは、革新的な国際地域密着型臨床試験のリーディングカンパニーです。

日本は、アルツハイマーの国際的な臨床試験においてMRNが在宅治験サービス(HTS: Home Trial Support)を提供している多くの国の1つです。HTSのようなソリューションは、アルツハイマーやその他の慢性神経疾患における重要な研究を支える上で極めて重要です。

MRNは2006年の創業以来、111,000回以上の訪問を実現してきた在宅治験サービスのグローバルリーダーであり、在宅治験支援サービスは、治験訪問を患者様がお住まいの地域社会にまで広げ、治験の対象範囲を拡大することで世界中の患者様が参加できることを目指しています。この革新的な取組は、MRNのeClinicalソリューションと組み合わせることで、患者様の登録率およびリテンションを向上させるとともに、より効率的で迅速、かつ柔軟な治験実施と高品質なデータの提供を可能にします。

MRNの最高国際開発責任者であるエレイン・ワイリーは次のように述べています:「これは日本チームにとって大きな節目となる成果です。COVIDパンデミック中に分散型臨床試験(DCT)の導入が増加したものの、日本の臨床試験環境にこのサービスを導入するには多くの課題があります。2018年に導入された臨床研究法により、追加の事務的・経済的負担が発生し、日本で実施される臨床試験の数に影響を及ぼしています。また、従来の臨床試験モデルに慣れている施設やスポンサーが、新しい手法を試す意欲にも影響を与えており、DCTが臨床試験と患者様双方に長期的な利益をもたらすにもかかわらず、その導入が進みにくい状況です。この初めての在宅治験訪問は、患者様が臨床試験に参加する際の障壁をグローバルに取り除くための重要な一歩であり、その意義は非常に大きいと言えます。日本ではプロジェクトのパイプラインが成長し続けており、今回の訪問は今後数多く続く取り組みの始まりに過ぎません。」

MRNは慢性閉塞性肺疾患(COPD)に関するグローバル試験で在宅治験サービス(HTS)を提供しており、2025年1月に初めてのHTS対象患者を本試験へ組み入れる予定です。

今回の発表は、MRNの使命をさらに加速させるものです。その使命とは、臨床試験のサービスが一体となってシナジーを生み出し、より患者様に身近で、より迅速で効率的かつ包括的で、全ての患者様と世界中の全ての研究機関に対してアクセスしやすいゴールドスタンダードのプラットフォームを提供することです。

MRNについて

MRNは、研究実施施設施設と患者様中心のソリューションを通じて、被験者リクルートメントを加速し、参加率とリテンションを向上させます。革新的なマーケットリーダーとして、MRNは個々のプロトコルに合わせた柔軟で効率的、かつ参加しやすい臨床試験を構築し、タイムラインを短縮するカスタマイズされたソリューションを提供します。MRNは、在宅訪問サービスとトレーニング済みの研究機関からなるグローバルネットワークを活用し、さらにMRNのデジタルソリューションを用いて支援することで、世界中の多様なコミュニティと連携し、医療研究への参加を促進しています。

MRNはイギリス、フランス、スペイン、ドイツ、アメリカ、日本にオフィスを有し、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、オーストラレーシアを含む主要な臨床試験実施国で地域に根付いた在宅治験サービスを提供しています。

MRNのソリューションについて https://themrn.io/mrn-について/ソリューション

MRNに関する詳細は、https://themrn.io/mrn-について/ をご覧ください。またLinkedInでのフォローもよろしくお願いいたします。

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